ラグビーワールドカップ2019神戸開催を成功させよう!Let's make a success of Rugby World Cup 2019 in Kobe!
  • 日程発表会見後のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ、リーチ マイケルキャプテン
  • 日本代表対オーストラリア代表戦前日の新横浜駅
  • 日産スタジアムには、4万3621人という国内で開催された日本代表戦最多の観客が集った

 

ラグビーワールドカップ(RWC)2019の試合日程(会場)が発表になった。2019年9月20日、東京スタジアム(味の素スタジアム)で開催される開幕戦は、日本代表対ヨーロッパ地区代表(ルーマニアが濃厚)に決まった。どの試合を見に行こうか、チケット購入に頭を悩ませている人が多いだろう。神戸(神戸市御崎公園球技場=ノエビアスタジアム)で開催されるのは、以下のカードになった。

9月26日(木)19:45 プールC イングランド対アメリカ
9月30日(月)19:15 プールA スコットランド対欧州オセアニアプレーオフ勝者
10月3日(木)19:15 プールA アイルランド対ヨーロッパ地区代表
10月8日(火)19:15 プールB 南アフリカ対敗者復活予選優勝チーム

プレーオフ勝者はサモアが濃厚で、敗者復活予選はウルグアイ、ロシア、スペインあたり。特筆すべきは、北半球最高峰の国代表選手権「シックスネーションズ」に所属するイングランド、スコットランド、アイルランド、RWCで2度の優勝を誇る南アフリカがやってくることだ。ラグビー界では世界ランキングとは別に伝統的強豪国を「ティア1」と呼ぶ。「シックスネーションズ(上記の3チーム他、ウェールズ、フランス、イタリア)」と、南半球の最高峰の選手権「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」に参加するニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンのことだ。日本など2番手グループは「ティア2」と称される。

10月末現在の世界ランキングで見ても、イングランド(2位)、アイルランド(4位)、南アフリカ(5位)、スコットランド(6位)と上位がずらり。対戦相手はティア2だが、サッカーで言えば、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチンといった強豪国が一挙にやって来るようなもの。しかも、イングランドは前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズが率い、スコットランドとアイルランドは日本と同じプールAに所属。そして、南アフリカのアリスター・クッツェーヘッドコーチは神戸製鋼コベルコスティーラーズの元ヘッドコーチだ。それぞれに注目に値するチームばかりである。

イングランドはラグビー発祥国でもあり、これを機会にラグビーの歴史を学び、なぜイギリス代表ではなく、イングランド、スコットランド、アイルランドなのかなど背景を理解すれば、より深くそれぞれの試合を楽しめるだろう。試合前の国歌斉唱ひとつとっても、その意味は深い。アイルランドは、アイルランド共和国と、イギリスの一部である北アイルランドの選手がひとつのチームを作っている。理由は「国が分かれる前に、アイルランドラグビー協会があったから」だ。このため、国歌斉唱ではどちらの国の選手も声を出せるように、ラグビーのために作られた「アイルランド・コール」という曲を歌う。スコットランドは事実上の国歌である「フラワー・オブ・スコットランド」、イングランドはイギリス国歌である「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」だ。

南アフリカは、アフリカーナ(オランダ系移民の子孫)政権時代に国歌となった「ディー・ステム(叫び)」と、黒人の国歌「ヌコシ・シケリ・アフリカ(神よ、アフリカの祝福を)」をひとつにした国歌を歌う。途中でまったく違う曲調になるように感じるのはそのためだ。1991年にアパルトヘイト(人種隔離政策)が撤廃され、その後大統領に就任したネルソン・マンデラが民族和解のために制定した国歌だと言われる。南アフリカのことを調べれば、人種差別についても学ぶことができる。子供達にもそんな歴史を身近に感じてほしい。南アフリカのラグビーについて学ぶなら、映画「インビクタス」(クリント・イーストウッド監督)がお勧め。

日程発表に先立ち、RWC2019の新しいキャッチコピーが発表された。「4年に一度じゃない。一生に一度だ。ONCE IN A LIFETIME」。二度と日本に来ない、という意味ではない。ラグビー伝統国以外、そしてアジアでの初開催という事で「初めて」の経験は「一生に一度」という意味が含まれている。初の日本開催は、神戸の皆さんにとっても一生に一度の機会。これを機に人生が変わるような体験をしてほしい。それは前向きに自ら動き始めなければ実現しない。さあ、動き始めよう。自分自身にとって「ラグビーワールドカップ日本大会は大成功だった」と笑顔で言えるように。

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村上 晃一氏 プロフィール
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。99年、03年、07年、11年、15年のワールドカップでは現地よりコメンテーターを務めた。
著書に、「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)などがある。

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