ラグビー部紹介

六甲学院中学・六甲学院高等学校

六甲学院中学・六甲学院高等学校

 
MAGIS(マジス)
六甲山を背中に、神戸の街と海を一望できる高台に位置する六甲学院中学・高等学校は中高一貫教育の私立学校。昭和56年に創部したラグビー部は中学17名、高校15名の部員32名が所属し、中高合同で練習に取り組んでいる。
ラグビー部の理念は、学校の教育方針と同じ「MAGIS(マジス)」。
より一層を意味するラテン語。現在の目標よりも一つ高い目標をめざして努力することを心がけている。

中高校生一緒に練習
中学生と高校生が一緒になって練習を実施。最上級生の高校2年生10人がチームを引っ張る。他のスポーツから転向してきたラグビー初心者の部員も思い切ってプレーできる雰囲気を作れるところが特長だ。
灘高校との合同チームで臨んだ2018年の新人戦では、全国高校ラグビー選手権大会の常連校である報徳学園に0-130と苦杯を舐めた。それでも部員は全国レベルのラグビーと触れることができたことをプラスに捉えて落ち込むことなくMAGISの精神で挑戦を継続している。
顧問を務める安達英二先生は部員たちについて「ラグビーの良さである犠牲の精神とは、自らの身を他者のために使う精神です。相手を想いやる気持ちとまわりの人への感謝の気持ちを大切にして、ラグビーという競技を心から楽しんでほしい。学校生活の中でラグビー部が看板部となり一目置かれる存在となれるように、その為には勉強とラグビーの両立をしっかりと頑張り、希望する大学へと進学して社会へ羽ばたいてほしいと思っています」と思いを込める。 

呉本主将、野口主将
高校と中学それぞれに主将を配置する。高校は呉本大樹主将、中学は野口大輝主将がチームをそれぞれ引っ張る。ともに小学校低学年からのラグビー経験者。
現在の部員数では単独での大会の出場ができないこともあり、ともに「個人、個人の能力を高めることでチーム力の強化につなげていきたい」と口を揃える。
高校の呉本主将は「現在のチームは個性のあふれる良いチーム。スピード、タックルなど、それぞれの長所が15人集まった時に力を発揮するので、個性が活かせるように練習に取り組んでいます」と現在のチームを語ってくれた。
多くの高校は年末に行われる全国高校ラグビー選手権大会いわゆる「花園」の出場権をめざすが、六甲学院高校ラグビー部は春先に行われる県民大会、7人制大会を終えると3年生は大学受験に備えて部活動を引退する。

小学生時代に所属する伊丹ラグビースクールで全国大会に出場した経験を持つ、中学の野口主将は「文武両道を成し遂げたいと考えて、六甲学院に入学しました。スポーツで心身を鍛え、勉強を通して人間性を鍛えていきたい」と入学のキッカケについて語る。
安達先生をして「ウチのラグビー部には少しもったいない逸材かなと思います」と苦笑いさせるラガーマンであるが、文武両道でラグビーも勉学もMAGISの精神で高みをめざして奮闘している。

 

人間形成」に重きを置いて
ラグビー部が2007年に開設したブログ、初期のエントリーにはこう記載されている。
「設立当初よりラグビー部がめざすものは、競技スポーツとしての勝利はもちろんであるが、それ以上に、どのような条件下においても最大限の努力を惜しまず、人間としての逞しさと思いやりを兼ね備え、犠牲と奉仕の精神を持った六甲生、そして将来の「良き父親」を育てることである。」
現在の部員たちの表情にも「勝つため」だけのラグビーではなく、「人間形成」に重きを置いてのラグビーへの取り組みを感じることができる。ラグビーをトリガーに社会で羽ばたいていく部員たちの活躍が楽しみだ。