ラグビー部紹介

流通科学大学女子ラグビー部(神戸RYUKA)

流通科学大学

神戸市内では数少ない大学女子ラグビー部が流通科学大学に創部したのは今から5年前の2012年。
男子のラグビー部員のリクルートに勤しんでいた井谷明男GMが神戸甲北高校を訪れた際、同校の女子ラグビー部を2010年に立ち上げた財田幸治先生から「流通科学大学に女子ラグビー部を作ってくれないか?」と声を掛けられたのがキッカケであった。

7人制ラグビーが男女ともオリンピックの正式種目となったことを追い風に、国内の女子ラグビーの普及と強化は着実に進んでいる。しかし競技環境は他の五輪種目と比較するとまだまだ後手を踏んでいる感は否めないのが現状だ。
流通科学大学にラグビー部が創部された当時は関西エリアで大学カテゴリに入った女子が競技を継続するには、関東地方の大学に進学するか、週末メインの活動に限定されるクラブチームへ所属するかという選択肢であった。
現在は充実した人工芝グラウンドを有する流通科学大学をはじめ、兵庫の近隣府県にも女子ラグビー部を保有する大学は増えてきており、競技継続の受け皿として期待されている。
 

神戸RYUKA
現在の活動は流通科学大学女子ラグビー部を軸としたクラブチーム「神戸RYUKA」として活動している。大阪や京都の大学に通うメンバーも名前を連ねるほか、練習のみ参加している中学生を含めると13歳から38歳まで幅広い世代が集まっている。
チームの特色を井谷GMに尋ねると「明るく、和気藹々」と即答。
まだ歴史も浅いという背景もあり、急速な結果を選手には求めていない。
「自分たちの出来る範囲で楽しく取り組んでいきたい。その中から兵庫県のラグビーの特色を出せていけるようなチームになれば、と思います」
そう語る井谷GMの視線の先では中学生と大学生が笑顔でフランクに楽しんでいる光景が広がっている。
 

7人制と15人制
チームの活動は4月から12月を7人制、12月から3月を15人制とそれぞれに組まれている大会に向けてトレーニングを行っている。
直近では2019年度の太陽生命ウィメンズシリーズへのコアチームとしての参加を大きな目標に掲げ、まずは6月に行われる予選大会(11月下旬の太陽生命入替戦出場権をかけた)に照準を絞る。
神戸製鋼でのプレー経験もあり、慶應大学3年時には日本一となった経験もある左座正二郎監督の指揮の下、財田健吾ヘッドコーチ、北野創コーチ、井上怜コーチ、守田光里トレーナー兼選手などスタッフと選手がチーム一丸となって目標に進んでいる。

 

岡田恵梨香選手
15人制ではフルバックとして活躍する岡田恵梨香選手は京都精華高校から流通科学大学に進学してきた。もともとはソフトボールをプレーしていたが、京都精華高校に女子ラグビー部が発足するタイミングでラグビーに挑戦した。スピードあふれるプレーが評価され、2017年には女子三地域対抗の関西代表、2018年3月にも15人制女子東西対抗戦に西日本代表メンバーとして選出されている。
「親戚がラグビー経験あったこともあって挑戦しました。チームで身体を張って相手を止めるところにラグビーの魅力を感じています。神戸RYUKAはいろんな学校から年齢もバラバラのメンバーが集まっていますが、楽しくラグビーをしているチームです。東西対抗ではトライを取ってチームに貢献したいです」と語ってくれた。

 

女子プレーヤーの受け皿に
最後に井谷GMに2019年ラグビーワールドカップへの想い、これからの神戸RYUKAについて聞いた。
「2018年の平昌五輪でカーリング競技でメダルを獲ったカー娘が注目されたように、2019年はラグビーに国内の視線が集まると期待しています。そんな時に女子でもプレーしてみたいと思う方々の受け皿になれる存在となりたいです。神戸開催ではチームとして、応援はもちろんボランティア活動などでも貢献できればと思います。
神戸RYUKAは流通科学大学女子ラグビー部が中心となってはいますが、他の大学に所属していても参加できます。練習参加は小学生5年生以上から受け入れていますので、お気軽にお声掛けください。」

2019年のラグビーワールドカップ神戸開催をキッカケに神戸RYUKAへ女子ラグビーの門を叩き、2024年はたまた2028年の五輪で女子7人制ラグビーに日本代表として出場する、そんな「神戸から世界へ」のストーリーを期待しても面白いかもしれない。