ラグビー部紹介

神戸親和女子大学ラグビー部

神戸親和女子大学ラグビー部

神戸親和女子大学は1966年に開学。
卒業生の多くが教員として活躍し、大学も強みとして特色を打ち出していることから、教員志望の学生が多く通っている。

 

発足のキッカケ
大学にラグビー部が発足するキッカケとなったのは2011年のこと。
ラグビー日本代表、社会人ラグビーの神戸製鋼でプレーした経歴を持つ平尾剛准教授が在籍していることから、学校側の強い要望がラグビー部誕生のキッカケになったと思われるが、実際は学生からの要望であったという。
神戸甲北高校で女子ラグビーに打ち込んだ学生が平尾先生のもとを訪ね「ラグビー部を作りたいので顧問になっていただけませんか?」と依頼したのが最初であった。
「部活動を立ち上げるには学内の教員が顧問になる必要があるという決まりがありましたから、教員一覧を見てイイのがいる!と思ったんじゃないですかね(笑)」と平尾先生は当時のことを振り返る。

 

週1回活動に集中
現在の部員数は20名弱で、活動は週1回。
部員の大半は大学からラグビーを始めた初心者でジュニアスポーツ教育学科に通う。
ラグビー部の背景について平尾先生は「高校まで取り組んできたスポーツで燃え尽きてしまった学生が多いですね。でも身体を動かすこと、運動が好きなので何かしたい。そんな学生たちがラグビーを選択してくれています。みんな大学から始める初心者なので、バスケットボールやバレーボールのように強化指定となっている部活動と比較すると、取り組み始めやすいようです」と話してくれた。
現在の部員も高校時代はソフトボールやバスケットボール、バレーボールに取り組んできたという。

 

放課後ラグビープログラム
週1回の活動ということもあり、現在はトップレベルの大会への参加はしていない。
「年1回あるビーチラグビーの大会へは参加しています。人数が増えてきたのでタッチラグビーの大会へ参加してみようかな?と考えているところです」
練習はパスなどの基礎練習に始まり、タッチフットなどのゲーム形式の練習を通じて主体的に取り組む姿勢を養うほか、ルールへの理解も深めている。

タックルなどのコンタクトプレーは全体練習では行わず、希望する部員にのみ指導を行っている。
2017年9月から11月までの3か月間、神戸親和女子大学にて日本ラグビーフットボール協会が主催する「放課後ラグビープログラム」が行われた。
小学校高学年から中学生までの女子ラガーが平日放課後にアカデミー形式でラグビーに取り組むというプログラムである。
このプログラムにサポートのポジションで参加した部員たちに平尾先生は大きな変化と収穫を感じた。
「教員やスポーツ指導者をめざして進学してくる学生が多いこともあり、小学生には積極的に声を掛けてコミュニケーションを取り、逆に自分よりも経験豊富な中学生にはラグビーについて教えてもらいにいくというような姿勢を見せるなど、人間的な成長を感じることができました。」
勝利至上主義ではない週1回の活動であるが、タッチフットの際にはチームトークを多く取り入れるなど「考えるラグビー」を進めている。
ラグビーを通じてコミュニケーション力を養い、部員たちの成長へと繋げている。

 

世界祭典に積極的参加を
最後に2019年のラグビーワールドカップ神戸開催を迎えるにあたり、部員たちにどのように大会に関わってほしいかについて、平尾先生に聞いた。
「世界三大スポーツ大会の一つ、世界から多くの人々がやってくるラグビーワールドカップが日本そして神戸で開催されるので、部員たちにはこの祭りに積極的に参加して欲しいなと思います。できればスタジアムに足を運んでほしいし、その時に友達を誘って観戦してくれることでラグビーを観る人を増やしてくれたらと思います。まずはラグビーを観る人を少しでも増やしていきたいですね」
練習中から取材対応まで終始笑顔であった平尾先生、ラグビーという競技をするスポーツ、観るスポーツの両面から身近に感じてもらうための努力を惜しまない。そんな先生を信頼してラグビーを楽しむ部員たちとの良好な関係が深く印象に残った。