神戸開催準備委員会

第3回ラグビーワールドカップ2019™神戸開催準備委員会を開催しました。

第3回ラグビーワールドカップ2019神戸開催準備委員会を平成29年3月14日に開催しました。第3回の準備委員会では、大会アンバサダーで元神戸製鋼コベルコスティーラーズ監督の増保輝則さんをお招きし、大会がもたらす効果などについてご講演いただきました。また事務局からは平成29年度の実施計画について説明させていただきました。

日本全国が世界につながる。ラグビーワールドカップ2019

ラグビーワールドカップ2019神戸開催に向けた実施計画

委員名簿(日本語英語

第3回ラグビーワールドカップ2019神戸開催準備委員会

第2回ラグビーワールドカップ2019™ 神戸開催準備委員会を開催しました。

第2回ラグビーワールドカップ2019神戸開催準備委員会を平成28年5月26に開催しました。
第2回の準備委員会では、平成28年度の開催都市プロモーション活動・ラグビー普及啓発活動の実施計画(案)について事務局から説明させていただいたあと、大会の神戸開催成功に向けて、委員の皆様からご意見を頂戴しました。

第1回ラグビーワールドカップ2019™神戸開催準備委員会を開催しました。

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神戸全体でスクラムを組んでラグビーワールドカップ2019™神戸開催を成功させ、国際都市神戸を世界に発信していくことを目的として、ラグビーワールドカップ2019™神戸開催準備委員会は設立され、第1回の委員会を平成28年3月18日に開催しました。

兵庫県、神戸市、神戸商工会議所をはじめとしました、計16団体20名の委員で構成しております。詳細は、下記です。(名簿は別添 日本語英語

第1回目の準備委員会では、ラグビージャーナリストの村上晃一さんが「ラグビーワールドカップ™の価値と魅力について」をテーマに下記のとおり講演をしていただきました。

 

ラグビーワールドカップ2015™イングランド大会についてイングランド大会は、スタジアムが大きかったことから観客動員が過去最大であったが、これが日本の大会で当てはまるものではない。単純に観客数を増やせばいいというものではない。スタジアムの規模や国によって、何が成功かは異なる。イングランド大会では巨大なスタジアムをたくさん使い、48試合で247万人、一試合平均大体5万人ぐらい入っている。最多観客数は8万9,267人である。サッカーの聖地であるロンドンのウェンブリーはじめサッカー場で多くの試合が行われた。最多観客数はイングランドの試合ではなく、アイルランド対ルーマニアの試合であることが今回のワールドカップの価値の高いところである。ラグビーの強豪国でない国の試合でも、すべて満員になり、また観客がみんなそれを楽しんだそういう意味で画期的な大会であった。

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また開催地の地名も同様に世界に広がっていったという意味で大成功であった。海外からの渡航客は推定46万人で、2019年の日本大会でもこれぐらいは来るだろうと言われている。日本はニュージーランドやオーストラリアなどラグビーが大好きな国の人が大変来やすいし、初めてのアジア開催であるので、かなり多くの人が来ると思われる。過去の例から観戦者は2週間から3週間滞在する。ラグビーは試合間隔を空けないとできない競技であるので、長期滞在が必要であり、また試合が毎日あるわけではないので観光をしてくれる。そういった意味で経済効果が非常に大きい。

 

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日本代表の活躍について今回ラグビーワールドカップ™を最も盛り上げたのが日本代表であった。南アフリカに勝った試合、34対32で最後に逆転勝ちしたことは、日本のスポーツファンが思っている以上に世界のスポーツファンは関心を持った。

翌日の新聞ではイギリスのサンデー・タイムズなどの高級紙が1面で扱い、さらに世界に広がり、ラグビーがさらにグローバルスポーツになった。強豪国ではない国、例えばグルジアも今大会で非常に活躍し、グループリーグで3位に入った。上位国と下位国の差がかなり縮まってきたというのが今回のワールドカップの特徴である。

 

ラグビーの価値について

ラグビーにはラグビー憲章というものがあり、以下の5つの言葉がある。

「情熱」ラグビーは激しいスポーツなので観客も熱くなる。今回日本チームが同点狙いではなく、逆転を狙ったことが世界中の人々に勇気を与えた。激しいからこそ、勇気を与えるということがある。

「品位」選手だけではなく観客にも求められる。今回、南アフリカは圧倒的に格下の日本に敗北したが、南アフリカのサポーターはグラウンドに物を投げるような非礼な行為を全く行わず、むしろ日本のファンを讃えた。こういった振る舞いが観客にも求められているのがラグビーであり、過去に暴力沙汰になったことは一度もない。

「結束」日本のチームは人種や宗教を超えてチームを1つにして戦ったが、これは世界中であることで、お互いの多様性を認めるということがラグビーでは重要である。

「規律」グラウンド内外で強調されていることで、選手は私生活や仕事もしっかりしようという意識がある。ワールドラグビーは「コアバリュー」を重要視しており、ラグビーの価値を下げないようにしていこうとしている。具体的には、ドーピングや反則、レフェリーへの抗議などを減らすよう徹底している。

「尊重」チームメイト、相手、マッチオフィシャル(審判)、ゲームに参加するひとを尊重することである。今回誤審と思われるシーンがあったが、審判に抗議するようなことは全くなかった。準決勝のアルゼンチン対オーストラリアの試合後、控えも含めた選手たちがお互いを讃えあい、まさしくノーサイド(試合が終わったら敵も味方もない)を体現しており印象深かった。

また、多様性を認め合うことがラグビーの一つの特徴である。日本代表は、日本人の代表ではなくて、日本でプレーしている選手の代表である。今回の日本チームも非常に多様性に富んでおり、結束力も強かった。

 

ラグビーファンは、無類のビール好き

2015年のラグビーワールドカップ™ではサッカーの会場を多く使った。サッカーの試合会場では通常アルコールは禁止だが、ラグビーでは禁止していない。ラグビーの場合は、サポーター同士が隣でアルコールを飲んで観戦していてもトラブルは一切ない。2019年のワールドカップの前に、ラグビーがそういう競技であること、求められる(紳士的な)振る舞いをうまく伝えていく必要がある。

ラグビーファンはビールが大好きである。日本人のビールを飲む感覚で準備していると試合前になくなってしまう。ラグビーは社交の場であるため、試合前後にビールを飲みながらいろんな話をするというのがひとつの文化となっている。また欧米人はアルコールに強いので、ビールは本当にたくさん用意しておかないとあっという間になくなってしまう。

 

大会レガシーについて

ラグビーワールドカップ™を開催することで何が残るのかといわれるが、有形無形のレガシーが挙げられる。イングランド大会がきっかけで開催都市と欧州の色々な地域が姉妹都市になった。これもレガシーといえる。イングランド大会ではスポーツボランティアが6000人いたが、日本では地域が広いのでもっとたくさんの人が携わることになる。スポーツに携わる人が増え、その楽しさを知る人が増えるということもひとつのレガシーである。

海外の選手たちと出会って子供たちが海外に目を向けるということもレガシー。大会をきっかけにファンのコミュニティができその後の活動につながるのもレガシーである。

私が一番ラグビーワールドカップ™に期待しているのは、スポーツに携わる楽しさを知る人がたくさん生まれるということである。そのことでラグビーだけでなく色々なスポーツの国際大会に参加していって盛り上げていく、というような楽しさを見つけてもらいたい。ラグビーが残してきたもので他のスポーツにも応用できるものがたくさんある。

神戸は外国人選手に非常に評判がいい。ラグビーを通じて神戸の知名度が高まっている。

今回日本が南アフリカに勝ったことで、ブライトンという町が世界的に有名になった。もしかしたら日本代表は神戸で試合をしないかもしれないが、どの国が試合をしたとしても何かが起こる可能性がある。神戸という場所が知れ渡り、歴史に残るということがありえる。神戸は非常にいいワールドカップを開いたと思われるように取り組んでいただきたい。